季節が少しずつ冬へと向かうこの時期、気温の変化で体が冷えたり、乾燥で喉がイガイガしたり…。
なんとなく心も晴れない日が増えますよね。
そんな時、イギリスで昔から飲まれている「ホットトディ」が、心と体をじんわり温めてくれるんです。
ホットトディとは?
ホットトディは、ウイスキーやラムなどのお酒に、はちみつ、レモン、スパイスを加えてお湯で割った温かい飲み物です。

「冷えた体を温める」「喉を癒す」といった理由から、イギリスでは風邪の引き始めや寒い季節に親しまれてきました。
アルコールが入ることで、血行が良くなり体の芯まで温まると言われています。
ホットトディはイギリスのお母さんの知恵

ホットトディの始まりは18世紀ごろのイギリスやアイルランド(*注釈)だと言われています。
当時、寒さや風邪対策に、手に入りやすいウイスキー、はちみつ、レモンを使って作られたのが始まりなんです。

イギリスの冬は長くて乾燥しやすいので、喉がイガイガすることもよくあります。
そんな時、家でホットトディを作って「温かい飲み物でホッとひと息つく時間」を大切にするのが、昔から伝わるお母さんの知恵なんですよね。
寒い夜に飲む一杯は、心と体をじんわり癒してくれますよ。

*注釈:イギリスとアイルランドについて
「イギリス(UK)」は正式には「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」といい、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域で成り立っています。
一方「アイルランド」と言うと、イギリスの一部である「北アイルランド」と、独立した国である「アイルランド共和国」を含めたアイルランド島全体を指すことが多いです。
ホットトディがもたらす効果

- 体を温めてリラックス
ウイスキーやスパイスが血行を促進し、冷えた体をぽかぽかに。
夜、寝る前に飲むとぐっすり眠れることも。 - 喉をケア
はちみつの保湿効果やレモンのビタミンCが喉を優しく包んでくれます。
風邪気味のときにもぴったりですね。 - 心もほっとひと息
温かい飲み物をひと口飲むと、それだけで心がほっとしますよね。
レモンの香りやスパイスの風味も、リラックス効果を高めてくれます。
おうちで簡単!ホットトディのレシピ

材料(1杯分)
- お湯:150ml
- ウイスキー:大さじ1〜2(お好みで調整)
- はちみつ:小さじ2
- レモン汁:小さじ1〜2
- シナモンスティック:1本(またはシナモンパウダー少々)
- クローブ:2〜3粒(あれば)
- 輪切りレモン:1枚
作り方
- 耐熱グラスまたはカップに、はちみつとレモン汁を入れます。
- ウイスキーを加え、熱々のお湯を注いでよく混ぜます。
- シナモンスティックとクローブを加えて香りを移し、最後に輪切りレモンを浮かべれば完成!

ポイント
- アルコールが苦手な方やお子さんには、ウイスキーを抜いてはちみつレモン湯にしても美味しいですよ。
- お好みでジンジャーパウダーやナツメグを少し加えると、さらに体が温まります。
季節の変わり目は、自分を労わる時間を

寒くなり始めるこの時期は、無理をせず、自分を少し甘やかしてあげることも大切です。
「ホットトディ」を片手に、温かいブランケットにくるまりながらゆっくり過ごす夜。
そんなひとときが、心の余裕や元気を取り戻してくれるかもしれませんね。
忙しい日々の中でも、「ホッとできる時間」をぜひ作ってみてくださいね。



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